アートギャラリーでDEADKEBABの個展『Flotsam』を開催

2023年4月27日(木)より横浜マリンタワー2階アートギャラリーにてDEADKEBABの個展『Flotsam』を開催いたします。

DEADKEBABの個展『Flotsam』概要

自身の個展やペインターLyとの共同プロジェクト『Shit ltd.』において、ユーモラスで毒気のある世界を一貫して表現してきたアーティストDEADKEBABが、横浜では初となる個展を開催します。本展では「海辺の漂流物(flotsam)」をテーマに、犬用の玩具や海綿など、作家が実際に浜辺で拾い上げたものから、ミロのヴィーナスの片手、瓶に入った機密文書、イカダに乗った放浪犬、ギャングの屋敷の調度品など、明らかにフィクションのものをモチーフとしてミックス。コミック的なスタイルとアートスクール的な半写実の技法を混在させて展開することで、絵画において現実と空想の世界を地続きにしようと試みています。

開催期間:2023年4月27日~2023年5月30日

場所:横浜マリンタワー2階アートギャラリー

入場料:無料

企画協力:cccアートラボ

アーティストステートメント

海岸沿いを歩いているとさまざまなものが落ちていることに気づく。
海のむこうから流れ着いたもの。
ビーチから風で飛ばされたもの。
海底から浮上したもの。
荒波に揉まれて形を変え、漂着したもの。
波にさらわれ、再び沖へと旅するもの。
なんでこんなもの拾ってきたんだっけ、と家に帰って分からなくなることもある。
その物体がどんな経験をしてきたかは、私には知り得ない。
パサパサに軽く乾き、砂と一体化しつつある無機物を撫で、プカプカと彷徨ったであろう旅路に思いを馳せる。

アーティストプロフィール

DEADKEBAB(デッドケバブ)

東京をベースに活動するアーティストであり、ラッパー。DEVOや!!!とも競演し2010年代に世界的に活躍したエレクトロポップバンドTrippple Nippplesのボーカリストを経て、現在はDEADKEBAB & PSYCHIC$のMCとして音楽活動を続ける傍ら、美術大学時代から立体作品やペインティングなどのヴィジュアルワークも手掛ける。Loose Joints、Hombre Nino、Sister、BEAMS Tなどのアパレルブランドへのグラフィック提供も多数。
美術家としては、ポンピドゥーセンターのサポートによる​HORS PISTES TOKYO での展示(2016年)、​Pinea de Costa (スペイン)での​滞在制作プロジェクト(2015年)、ペインターLy と共同で架空の会社Shit ltd.名義での活動(2016年〜)、VIDEO FORMES(フランス)での映像​インスタレーション(2016年)などの展示の他、『HELIUM 』(WISHLESS, 2018)、『NEW PEOPLE』(WISHLESS, 2019)、『Guidebook for Sleepwalkers 』(UNIQUE代官山, 2021)、『BUY or DIE』(Gallery & Cafe SOQSO, 2023)などの個展も精力的に行っている。​

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